シリーズ1から4まではボクシング映画として最高傑作だったのに、
なぜ5では単なる格闘映画になり下がってしまったのか…残念!!

引退したロッキーの前に一人の若者トミー・ガンが現れ、弟子になる。
トレーナーとしてのロッキーの助力により、トミーは世界チャンピオンにまでなった。
だが真のチャンピオンはロッキーだという声に激怒し、ロッキーに試合を申し込む。
取り合おうとしないロッキーに苛立ったトミーは、ロッキーの親友ポーリーを殴る。
それを見たロッキーは路上で彼と決闘し、KO勝利して終わる。

ボクシングファンの僕としてはあまりにもお粗末なシナリオだとしか思えない。

「なぜ路上で殴り合いの試合をするの?」
(それはボクシングじゃないだろ!?)

「ロッキーが煙草を吸ったよ」
(プロボクサー意識はどこへいった?)
【注:煙草はスタミナを減らす】

「前作4で父として息子に“男”の生き様を見せるためリングに上がったのに、
なぜ5では息子への関心を無くし、トミーを溺愛するの?」
(いじめられた仕返しに息子もボクシングを始めたのに)
≪父親として息子が自分と同じ職業に就くのは涙が出るほどうれしいもの≫
《でも危険なボクシングはさせたくないのも親心》

僕のこの感想を裏付けることに、映画の興行収入は最低だったそうな。
演じていたロッキーと同じく、脚本家スタローンの絶頂期はすでに終わっていたのですね。
5は本当に見なくてもいい。
がっかりするから。
(でも『ロッキー ザ・ファイナル』は見てね)

【私のコメント】

ロッキー5の出演者

トミー・ガン役のトミー・モリソンは当時世界ヘビー級チャンピオンだったらしい。
(黒人が多いヘビー級で白人がチャンピオンになる。スタローンの目に止まったのだろう)
息子役はスタローンの実子セージ・スタローン。

ちなみにスタローンは4のドラゴの妻役の女性と結婚したらしいが、後に離婚。
時間的に考えてセージはその時の子供ではないだろうね。